No Noodle, No Life!!
日本の法律で禁酒法ならぬ禁麺法とか施行されたら、間違いなく闇麺に手を出しますね。例え陽の目を見れなくなっても…
というわけで仕事帰りに乗換液の品川でラーメン屋を探してみたら…こんなん出ましたので行ってきました♪
普通に美味しかったです。感想として特に他にないんだよなぁ…でもまた行くと思いますよ♪
と思っていたら、なんかここラーメンストリート?いや、ラーメン以外にもなんか色々ありますね。ちょっとここ通うかも…辛いの以外(笑)
そして久しぶりのALLー2000ステッカー印刷!
恩を売るわけじゃないけど、一体何人に薦めて、何人が購入したでしょ…ま、10人には満たないか(笑)
新たにALLー2000ユーザーになったTwitterの相互フォローさんから「ステッカー余ってる?」とのご相談があり、ホントは1枚在庫があるけど取り置き分なので新たに印刷しました。
所詮、インクジェットプリンタなのでちゃんと感想させてから保護シールを貼って切り出します。なので一晩寝かせます。
で、最後に同型の4穴の試作JCHはコバにベージュのエッジペイントを塗布!最近、コバ塗料はベージュ、ダークブラウンがあればほとんどカバー出来るんじゃね?と思ってきました。ただLizedさんのグレイッシュカーキは素晴らしい色なので追加予定です。
あ、サクラサクピンクはもちろんマイネのサクラ用にキープです。
で、この試作品は製品化しません。縦に長過ぎて作成に手間がかかるだけじゃなく、なんか間延びしすぎ。この形では3穴が限界です。
アイデアをいただいたので菱型で作成しようと思います。ただ微妙な曲線はこだわりなので活かせる形にしようと思っています。
こんな時間なので写真は無修正で、文章は殴り書きな適当な内容になってしもた。
あと話題の漉き機について…正直、あれは酷すぎると思う。漉き機を使わせてもらったことがあるけど、ただの不良品を通り越して危険極まりない状態だと思う。安物なのかどうかはわからないけど、大物工具は時として凶器になるので信頼できるところからかうようにしましょう。革は無限ではなく有限なので。
ま、漉き機があると便利だけど設置場所がないのと音が凄いので買うことはないかな。スカイミニなら…とは考えているけど、かなり先の話。やはり「現厚で作れないものは作らない」のスタンスです。
ではおやすみなさい。
みんな勘違いしてるけど…
はい、また仕事が暇です(笑)
なので夕飯はつけ麺を食べました!•̀.̫•́✧
さて4穴のJCHの試作品を作っていますが、これ!この穴の位置を見て!ドがつく程の真ん中といっても過言じゃありません♪
求めたるものの1つはコレでした。
ところがどっこい…抜き型が無いので型紙で作ったところ切り出しが最悪。はい、これがオレの実力です。みんな、何か勘違いしてるけど…ハッキリと言いますよ?
このブログを読んでくれてるクラフターさん全員がオレより技術を持っています。
革がバベルで柔らかいからなんて理由では片付けられないほどのカッティング技術の低さに、思わず涙しました(笑)
ま、砥いだひでじがいるのでそれなりには切り落としましたけどね。
修正する技術はあくまで失敗の言い訳から生まれたものです。
普段、偉そうなことを言ってるけど革と工具への愛情が負けず劣らずということだけとバラしちゃった♪
さ、あと2日働いたら4連休だ(笑)
4穴のJCHは長い
まずは、昨日のアクセス数が263件となりました。ご覧いただいた皆様ありがとうございました。
タンナー、販売店、消費者のどれが欠けても革業界は成り立ちません。みんなが幸せになれる革業界になることを願っています。そのために皮を革にするタンナー、それを仕入れて売る販売店、革を購入する消費者の歴史を勉強してみるのも良いと思います。きっと「へぇ〜…そんなことがあったんだ」なんて出来事もあるかもしれませんよ?
で、前回のような真面目な記事は当分書かないと思います。何せ3時間もかかったので(笑)
さて…ジョイントキャップホルダー(JCH)の4穴版の型紙を作りました。
縦の長さが13.5cmと長い!長過ぎる!でもジョイントキャップが4つある人もいるんだよなぁ…ってオレか。ジャンプキューのバット部分がダーツ用に分割するプレデターエアなんですね。
というわけでまずはこの型紙で試作品を作って問題なければ抜き型を依頼しよっと。
カット革のお値段が高くなる理由
今回の記事内では牛さんをメインとして大雑把な話となります。そして「皮」と「革」は区別しています。「皮」は「革」になる前の生々しいやつです(笑)
革の販売単位の基本は「半裁」です。もっと言えば「タンナーが販売店に売った革の大きさそのままの1枚」が消費者への販売単位です。ただし革はそもそも牛さんの皮でした。大きい牛さんもいれば小さい牛さんもいます。なのでその1枚がどのくらいの大きさなのかわかりやすいように「ds(デシ)」という単位があります。1dsは10cm四方です。
↑↑↑これ大前提条件です↑↑↑
さて本題の前に…革って個人消費者向けではなくメーカー向けに販売されていたんじゃないかと思います。半裁革を広げるとそれだけで敷物ってくらいの大きさがあります。個人が趣味で簡単に使い切れる大きさではないですよね。勿論、カバンなどを作る人もいるかと思いますが、最初から半裁革を買うことはまず無いと思います。
というわけで本題です。
半裁革は良質な部分も悪い部分も含めて1枚であり、悪い部分もお値段に含まれています。牛さんは生き物なので、虫さされ、傷、かさぶたなどなどを含めて一生消えない傷もあります。これっぽっちも傷などのない牛さんはいないと思います。
さらに皮は食肉産業の余り物です。ビーフにならなければ皮自体が生産されません。皮は無限ではなく有限なんです。無駄にできる皮なんてないのに革になれない皮もたくさんあります。そしてタンナーは巨大な機材を使い、水などを含め超大量の資材を使って皮を革にします。ご家庭に置けるような大きさではないんです。そして皮を革にする高度な技術も含まれるから革はそもそも高いんです。
大前提条件の「半裁売り」が基本なので、カット革で販売するとそれはもう半裁ではなくなってしまいます。食べかけのステーキをわざわざ買うお客さんはいないと思います。特にメーカーであればなおのことだと思います。メーカーは生活に必要な革を使用した大物(家具、カバン、靴、車のシートなどなど)を作るから革をたくさん買います。革は大きければ大きいほど良く、小さくて良いことなんてひとつもありません。また虫さされ痕の残ってる革製ソファなんて無いですよね?少なからず目に見えるところには綺麗な部分の革しか使っていないんです。なのでメーカーはたくさん革を買います。
言い方が悪いけれど個人向けにカット革を売るより、メーカーに半裁を丸ごと何十枚何百枚と買ってもらった方がお金になります。お金にならない仕事もしくは技術と環境継承が出来ない産業は衰退して倒産もしくは廃業してしまいす。ただでさえ数少ない日本国内のタンナーは減少していく一方です。栃木レザー、姫路レザーは聞いたことがあるでしょうけど、レザークラフターが10人にいたとして全員が前述以外の地名のついた国産レザーを挙げることができるでしょうか?オレはあと2つくらいしか思い浮かばないです。
半裁革を可能な限りカット革にしても、半裁革は長方形ではないので必ず余りが出ます。販売店はその余った革にも仕入れ代金を払っているのに、余った革は売れないんです。売れない革はタダの赤字です。またカット革自体が余れば在庫となり、品質を保つために維持費用がかかり保管場所も必要となります。いつ売り切れるかわからないカット革より1クリックで売れる半裁革の方が販売店も良いに決まっているじゃないですか。
なのでカット革は高いんです。リスクマネージメントの観点で言えば、販売店側からするとカット革は安過ぎる提供かもしれません。もし最初にバカ売れしても、ある日突然パタリと売れなくなるかもしれないですしね。
また、カット革は上記の内容から必ずしも良質な部分ではありません。端から可能な限り枚数が取れるようにカットしていくのでハズレも十分に考えられます。但し四角くカットされているので半裁革の外側のうねうねした使えない部分が提供されることもありません。
販売店側も革はこういう物だともっと主張すれば良いと思います。そういう意味ではフェニックスさんはカット革のページにしっかり「当たり」「ハズレ」と記載した説明文がありますので読んでみてください。ついでに買ってあげてください(笑)
てゆーか長いなぁ…今回は。字面だけ並べやがって誰が読むかってゆーの。ここまで読んでくれた皆様ありがとうございました。また知識として間違いがあれば正しい情報をコメントしてもらえると嬉しいです。
さて…
余談ですが、五助屋さんが「ビニールでも縫ってろ」と大先輩に言われたことがあると仰っていましたが…ビニールも劣化します。オレは、触るとパリパリに砕けるビニールを手に取ったことがあります。掃除が超大変でした(笑)